ライブラリー除外表示
メニュー>「管理」>『ライブラリー除外』をクリックするとライブラリー除外の一覧が表示されます。
追加・編集・削除
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新規追加は、画面上部の『追加』をクリックします。
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編集は、該当ライブラリー除外行の『編集』をクリックします。
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削除は、該当ライブラリー除外行の『削除』をクリックします。
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除外するライブラリーを設定する場合は、『ライブラリー』をクリックします。
登録画面
ID:一意となるIDを入力します。
名前:IDに対するの名前を入力します。
除外ライブラリーの選択
設定するライブラリー除外一覧の行にある『ライブラリー』ボタンをクリックします。
①除外するライブラリーの区画を設定します。
※ページ下部に記載している「補足事項①」もご確認ください。
②除外するライブラリーのON/OFFを設定します。
③一括処理
全てを選択:除外列の全てのチェックボックスがチェックされます。
全てを選択解除:除外列の全てのチェックボックスのチェックを外します。
④『保存』をクリックすると設定が保存されます。
ライブラリー除外の使い方
ユーザーごとに設定をします。
メニュー>「管理」>『ユーザー』をクリックして、ライブラリー除外を設定するユーザーの「編集」をクリックします。
「除外ライブラリー選択」の選択ボックスから除外するライブラリーを選択します。
★補足事項①★
メニュー>「管理」>『システム設定』の【クエリー処理時間制限と一時記憶域限界】内にライブラリー除外設定のオプションがあります。
(例)
①除外するライブラリーの方が多い場合は、「使用するものにチェック」
⇒ライブラリー除外の設定画面では、使用するライブラリーにチェックを入れて設定します。
⇒ライブラリー除外の設定画面では、除外するライブラリーにチェックを入れて設定します。
★補足事項②★
該当ライブラリーでクエリー定義の必要がなければ、上記の設定をすることにより、除外したライブラリーではクエリー定義、ファイル出力ができなくなります。
一方で、クエリー定義には使いたいけど、ファイル出力はしたくないという場合はPHPQUERYの画面上の設定では不可能となります。
もし制御をかけたい場合は、エミュレータのGRTOBJAUTコマンド(もしくはWRKOBJコマンド)で本番ライブラリーのQTMHHTTPユーザー権限を読取と実行だけにしておくという方法になります。
※PHPQUERYでは基本的にQTMHHTTPというユーザーで動くようになっておりますので、制御をかけたい場合は、QTMHHTTPユーザーのRWX権限(読み込み、書き込み、実行)を操作していただく方法になります。
(例)
SAMPLEライブラリーの現在の権限を表示
WRKOBJ SAMPLE
「5=権限の表示」を実行すると現在の権限が表示されます。「F11」を2回押すと権限の詳細が表示され、通常ですとQTMHHTTPユーザーは全ての権限が与えられております。
「読取」だけになるように変更します。
※ライブラリー全体に対して制限をかける場合は、「実行」の権限も与えないとクエリーの実行自体ができなくなりますので、「実行」の権限も追加で付与してください。
※もし、上記の権限設定をしてもファイルが出力できてしまった場合、下記をお試しください。
①CHGUSRPRFでQTMHHTTPユーザーの特殊権限の「*ALLOBJ」を消す
※作業時に「*JOBCTL」があることを必ずご確認ください。消すのは「*ALLOBJ」のみで、「*JOBCTL」は消さないように注意してください。
②下記のコマンドを実行
GRTOBJAUT OBJ(QRY400DSC/*ALL) OBJTYPE(*ALL) USER(QTMHHTTP) AUT(*ALL)
※①で「*ALLOBJ」を削除するとクエリー取込でエラーになってしまうため、その対策コマンドとなります。
★補足事項③★
ライブラリーの除外は当機能の設定を利用することでライブラリー除外が可能ですが、ライブラリー単位ではなく、ファイル単位での除外はPHPQUERY上での設定では不可能となっております。
どうしてもライブラリー単位ではなく、ファイル単位で制限をしたい場合、ユーザー公開用のライブラリーを一つ作成し、そのライブラリーに対して必要なファイルを論理ファイルで追加していく方法になります。
(例)
ライブラリー「OMNILIB」のファイル「OMNIWK」と「OMNIWKD」の2ファイルのみユーザーに使わせたい場合
①「PHPQLIB」ライブラリーの作成 ※任意のライブラリーです
②下記のSQLを実行
CREATE VIEW PHPQLIB/OMNIWK AS (SELECT * FROM OMNILIB/OMNIWK)
CREATE VIEW PHPQLIB/OMNIWKD AS (SELECT * FROM OMNILIB/OMNIWKD)
※今回は2つのファイルのみユーザーに使わせたいため、2つのSQLを実行しました。ファイル単位で論理ファイルを作成し、ライブラリーに追加する必要がありますので、ファイルの数分のSQLを実行してください。
③上記のSQLを実行することで、PHPQLIBに論理ファイルが出来上がります。ライブラリー除外設定にて、このライブラリーのみを使用可能に設定するとファイル単位での制御が可能となります。
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