2021年5月提供開始
概要
これまでIBM i (AS400) に慣れていなかった方が、より簡単に定義作成をしていただけるような機能を中心に、各種設定が強化されています。
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結果フィールドへの関数の簡単挿入機能
参照先の物理ファイル(データベース)にないフィールドを追加する結果フィールドの機能は、SQL関数を利用して、新しいフィールドを作成することが可能です。 -
IBM i (AS400)独自用語への注釈強化
専門的な用語についての注釈を追加することで、IBM i (AS400)用語に馴染みのない方でも、クエリー定義の作成がしやすくなります。 -
ライブラリー・リストの非表示を設定可能に
PHPQUERYの定義作成手順は、Query for i と同様、最初にライブラリー・リストの編集ができるようになっていました。
ただ、クエリー連続実行を行う際など、複雑なクエリー作成業務を行う場合を除いて、ライブラリー・リストを使用せずにクエリー作成を行えることから、デフォルトでは非表示にすることで、シンプルな手順でクエリー作成が行えます。 -
参照ユーザーによる検索条件選択が可能に
従来、クエリー定義作成者が「等しい」「等しくない」「LIKE」等の検索条件を指定していましたが、参照ユーザーでもクエリー実行時に選択が可能になりました。
クエリー作成者は検索条件に「Condition(ユーザー選択)」(※新規追加機能)を選択することで、参照ユーザーが「等しい」「等しくない」「LIKE」等の条件を選択できるようになります。 -
条件付き書式のカラーを手動で入力可能
クエリー実行結果に条件付き書式を設定した場合の色設定は、デフォルト設定された45色の中から選択可能となっていましたが、HEX形式によるマニュアル設定が可能になりました。 -
スケジュール実行失敗時の再送信機能
SMTPサーバーから出力されるステータス・コードによって、メール送信エラーと判定された場合に、メールの再送信を実行できる設定を追加しました。 -
HTMLテンプレートの複数行指定が可能に
HTMLテンプレートは、クエリー結果のデータを任意のHTMLで表示することができる機能です。従来は、クエリー結果が複数行あっても1件しか表示できなかったのですが、設定にて1ページに複数行表示できるようになりました。
HTMLテンプレートの設定方法については下記のページをご参照ください。
HTMLテンプレート
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