推奨の動作環境（スペック）について

クラウドなどを利用されて、仮想化された環境をご利用されている場合、非常に少ないCPU割り当ての状態で使われているお客様もいらっしゃいます。
IBM i CPU 0.15コア以上、メモリー2GB程度での導入実績がございます。

基本的にはお客様固有のデータベース容量や構造に依存してしまうため、推奨値というのは、お出しできておりません。

表示列数・結合の回数が処理速度に影響していることが多くございますので、レスポンスが遅いと感じた場合、出力フィールドを減らしたり、抽出条件を絞る等、クエリー定義を見直すことで改善することもございます。

また、コストがかかりますが、CPU、メモリ、ディスクの増強で多少は改善はするかと思います。
ただ増強しても、例えばGoogleのトップ画面を表示する際に一瞬で画面表示されるようなレスポンスは期待できないかと思われますのでご注意ください。

弊社環境は、13,125CPWの0.25コア、メモリ3.5GBで、PHPQUERYのログイン画面を表示する際に55%で止まってしまったり、15秒程度かかることもございます。
PHPQUERYはブラウザの起動が一番時間がかかります。
メニュー＞管理＞クエリー　の定義IDから「クエリー」を実行した際に、別ウィンドウで実行にしている場合（再度別のウィンドウで起動される場合）は、システム設定の変更で「画面遷移」実行に変更するとある程度改善することもございます。
最終的には実行時のネットワークの回線状況も関わっているため、どうしてもある程度、処理時間がかかってしまいますことをご了承ください。