EXCEL出力を実施した際に、タイムアウトになってしまいダウンロードできない場合がございます。
タイムアウト問題はそれぞれの原因に合わせて設定を見直していく必要がございますので、当ページを参考に設定をご確認ください。
ポイント
①出力の仕方による差
メニュー>「管理」>「システム設定」にEXCELのバージョン指定があります。その設定によりダウンロード時間の差が発生します。
デフォルトは「xlsx(高速版)」が選択されていますが、変更をしている場合はダウンロードが遅くなる可能性がございます。
※システム設定だけでなく、メニュー>「管理」>「クエリー」>該当クエリーの「実行設定」>「クエリー実行設定」でクエリーごとにダウンロード形式の個別設定も可能になっているため、そちらのご確認も必要です。
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html ⇒ 速い
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xls ⇒ 遅い
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xlsx ⇒ 遅い
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xlsx(高速版)⇒ 一番速い
②EXCELテンプレートは遅い
システム設定でどれを選択したとしても、EXCELテンプレートを設定したクエリーの場合は一貫して処理速度が遅くなります。
書き込みよりも読み込みの方に時間がかかっているため、書式や罫線などのテンプレートの設定が多ければ多いほどダウンロードが遅くなりますのでご注意ください。
全行に書式設定が入ってるパターンだと重くなるため、必要最小限の行に書式を入れる対応で比較的軽くなります。
また、EXCELテンプレートは空にしておき、EXCELテンプレートで実施したい全てをマクロに埋め込み、Open関数で実行している事例もございます。
③タイムアウト設定を伸ばす
タイムアウトエラーの対処方法については下記のページをご参考に設定値の見直しをお願いいたします。
※上記の設定をしたのにも関わらず、タイムアウトエラーが発生し、改善されなかった場合は下記の可能性が考えられます。
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Zendの方の「fastcgi.conf」の設定をしていない、もしくはサーバーの再起動をしていない
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メモリーオーバーフロー
いずれの場合もログを見ないと判断できません。
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ログ上でTimeOutメッセージがある場合
⇒Zendの「fastcgi.conf」&再起動をしているか確認 -
ログ上でメモリーオーバーフローが出てる場合
⇒実行件数を減らす
⇒エクセルテンプレートであればテンプレートの設定を削る
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