IBM i (AS400) 上に登録されているライブラリーとファイルの一覧をPHPQUERYで参照する方法です。
★SQLクエリーでの作成方法
【ライブラリー一覧の場合】
①作成区分は「SQL実行」を選択
②SQL文に以下のSQLを設定
SELECT * FROM QSYS2.SYSSCHEMAS
【ファイル一覧の場合】
①作成区分は「SQL実行」を選択
②SQL文に以下のSQLを設定
SELECT TABLE_SCHEMA,TABLE_NAME,TABLE_TEXT,TABLE_TYPE,TABLE_OWNER,LAST_ALTERED_TIMESTAMP FROM QSYS2.SYSTABLES WHERE /**/TABLE_SCHEMA = ?/**/
※スキーマを検索の任意条件にするため、「/**/」で囲んでいます。
※SYSTABLESの全項目はPHPQUERYの桁数制限で出力できないため、一部のフィールド(ライブラリー、ファイル、ファイル名称、ファイルタイプ、ファイル作成者、ファイル更新日)を選択しています。
【フィールド一覧の場合】
①作成区分は「SQL実行」を選択
②SQL文に以下のSQLを設定
SELECT TABLE_SCHEMA,TABLE_NAME,COLUMN_NAME FROM QSYS2.SYSCOLUMN2 WHERE /**/TABLE_NAME = ?/**/
※ファイルを検索の任意条件にするため、「/**/」で囲んでいます。
※SYSCOLUMN2の全項目はPHPQUERYの桁数制限で出力できないため、一部のフィールド(ライブラリー、ファイル、フィールド)を選択しています。
★通常クエリーでの作成方法
【ライブラリー一覧の場合】
①作成区分は「通常」を選択
②ライブラリーとファイルに以下を指定して作成
ライブラリー:QSYS2
ファイル:SYSSCHEMAS
【ファイル一覧の場合】
※SYSTABLESの全項目はPHPQUERYの桁数制限にかかるため、一部のフィールドを選択したビュー(ライブラリ、ファイル、ファイル名称、ファイルタイプ、ファイル作成者、ファイル更新日)を事前に作成します。
①論理ファイルの作成
以下のSQLを実行して論理ファイルを作成します。
CREATE VIEW TEST.TESTFILE AS (SELECT TABLE_SCHEMA,TABLE_NAME,TABLE_TEXT,TABLE_TYPE,TABLE_OWNER,LAST_ALTERED_TIMESTAMP FROM QSYS2.SYSTABLES)
※TEST/TESTFILEは任意のライブラリー/ファイル名に変更してください。
※論理ファイル作成のためのSQLは、エミュレータから"STRSQL"コマンドで実行、もしくはACSの「SQL スクリプトの実行」から実行してください。
②PHPQUERYでクエリーを作成(作成区分は「通常」を選択)
※①で作成したライブラリーとファイルを指定してクエリーを作成
【フィールド一覧の場合】
※SYSCOLUMN2の全項目はPHPQUERYの桁数制限にかかるため、一部のフィールドを選択したビュー(ライブラリ、ファイル、フィールド)を事前に作成します。
①論理ファイルの作成
以下のSQLを実行して論理ファイルを作成します。
CREATE VIEW TEST.TESTFILE AS (SELECT TABLE_SCHEMA,TABLE_NAME,COLUMN_NAME FROM QSYS2.SYSCOLUMN2)
※TEST/TESTFILEは任意のライブラリー/ファイル名に変更してください。
※論理ファイル作成のためのSQLは、エミュレータから"STRSQL"コマンドで実行、もしくはACSの「SQL スクリプトの実行」から実行してください。
②PHPQUERYでクエリーを作成(作成区分は「通常」を選択)
※①で作成したライブラリーとファイルを指定してクエリーを作成
③選択条件の入力画面で、ライブラリーとファイル名を検索条件として指定
※検索条件を指定しなくも実行はできますが、結果件数が多いため指定することをお勧めします
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