2021年1月提供開始
概要
疑似的な多次元分析や、ダッシュボード内でのグラフ・ドリルダウン分析など、データ活用プラットフォームとしての操作性が向上しました。
その他、お客様よりご要望の多かった、クエリー実行時、クエリー作成時、ユーザー管理などの操作性、運用容易性を向上する機能が追加されています。
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クエリー連携
クエリー連携でグラフやクロス集計に遷移できるようになりました。
本機能拡張により、クエリー連携のFROM、TO両方にクエリーの表形式、クロス集計、グループ集計、グラフが設定できるようになりました。(FROM)クロス集計から(TO)クロス集計を設定できるようになったことで、疑似的な多次元分析のような表示方法も可能となります。 -
ダッシュボード
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ダッシュボード画面において、ブラウザ全体はリロードすることなく、グラフからクエリー連携を実行し、ダッシュボード内にグラフまたは表形式のクエリー実行結果を表示することができるようになりました。
本機能拡張により、ダッシュボードの中でグラフのドリルダウンなどができるようになります。 -
V5.2で機能拡張された、ブラウザ全体をリロードすることなく、ダッシュボードのグラフの検索条件を変更して再検索を行い、グラフまたは表を再表示する機能がさらに強化されました。
一つのクエリーを元に、複数の種類のグラフが設定されている場合、一つのクエリーの再検索実行結果を、ダッシュボード内に配置されている同一クエリーの別のグラフにも反映されます。
再検索実行結果を他のグラフには反映せず、単独のがグラフのみ再表示することも可能です。
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クエリー実行
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クエリー検索時、テキストエリアで検索機能を強化しました。
カンマ、タブ、改行でOR検索を行うことができます。従来も検索条件にLISTを設定することで、OR条件での検索は可能でしたが、1つのテキストエリアで入力することができるようになることで、OR検索を実施したい場合の操作性が向上します。 -
通常クエリーの実行結果からグラフを表示することができるようになりました。
そのクエリーにグラフ設定がされている場合、ポップアップで作成されているグラフ一覧が表示され、1つ選択することで、そのグラフが表示されます。
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クエリー作成
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「ファイルの選択」の結合条件、「検索条件の入力」の検索条件を設定する際に、EQ、NEなどのIBM i (AS400)独自の用語のみ表示されていましたが、各用語に対する日本語が表示されるようになりました。
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クエリー作成権限のあるユーザーは、参照権限のあるクエリーのコピー機能を追加しました。
※管理>クエリー の右上に「権限のあるクエリー」にチェックを入れると参照権限のあるクエリーが表示され、コピーが可能となります。
コピーしたクエリーには編集権限が与えられます。
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ユーザー設定
これまで全ユーザーに対して、一つのActive Directoryのサーバーを指定できましたが、ユーザー単位にActive Directoryのサーバーを変更できるようになりました。
拠点ごとに異なるActive Directoryサーバーを指定できるようになり、運用が容易になります。
最新バージョンのご利用や詳細をご要望の場合は、弊社までご連絡をお願いいたします。
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